あらすじ

名門御三家・斎宮家に生まれながら、異能力を持たない“無能”として虐げられてきた少女、ゆりあ。 幼馴染で婚約者候補の御門暁からは冷たく扱われ、家では使用人にすら侮られる日々。 そんなゆりあはある日、兄・燈夜に連れられ、軍庁舎で雑用係として働くことになる。 しかしその夜、庁舎は謎の異能力者たちに襲撃される。 何度逃げても殺され、何度助けを求めても信じてもらえない。 絶望の中、ゆりあは気づく。 自分は、死をきっかけに時間を巻き戻しているのだと。 そして繰り返す死の中で、ゆりあは本来持たないはずの異能力を次々と“学習”していく。 水牢、電撃、圧力、土の隆起――。 だが、この世界において異能力は一人につき一つだけ。 ゆりあの力は、明らかに異能力の法則から外れていた。 やがて彼女は、元“無能”たちが後天的に異能力を得ている事件と、失踪者を生み出す怪しい宗教団体の存在に辿り着く。 「気色悪い」 鑑定士にそう告げられた少女の力は、救いか、それとも異端か。 無能と呼ばれた少女は、死に戻りの先で、世界の理そのものを壊していく。

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カクヨム2026/05/07
  • 現在の作品無能と呼ばれた少女は、死に戻りで異能力の法則を壊す