あらすじ
火星地下の溶岩洞窟で、自然物では説明できない人工構造体が発見された。
それは、十億年前に滅びた金星文明が未来へ託した、不完全な記録だった。
理論物理学者・篠崎礼司は、金星を再び変える可能性を持つ共振理論を追っていた。
一方、国際監査官リナ・セガールは、その理論が社会へ通せるものかを監査する。
火星に眠る過去の記録。
地球で下される現在の判断。
金星へ向かう未来の実験。
二つの文明は、十億年を越えて応答できるのか。
『青い星の記憶 / Children of Two Worlds』
静かな科学SFとして書いています。