あらすじ

王城の夜会で、公爵令嬢レティシア・エルディアは、王太子ユリウスから婚約破棄を告げられる。 新たな妃候補は、帝国の血を引く宰相令嬢。 殿下は言った。帝国との融和こそ、小国アルヴェントを守る道だと。 だが、その婚約は、ただの恋愛でも政略でもなかった。 レティシアは王太子妃となるために、そして王家との古い盟約を守るために、自分の人生を差し出してきた。 その沈黙を「古い結びつき」として切り捨てられた瞬間、すべては終わる。 「では、我が家も黙っている理由を失いましたわね」 王太子は知らない。 王家は、忘れたふりをしている。 エルディア家が黙っていたからこそ、王冠は王冠でいられたことを。 レティシアは幼なじみの従者レオンを連れ、盟約の代金を取り立てに向かう。 国は焼かない。 滅ぼすのは、帝国の傘と、その下に積み上げられた嘘だけ。 関税、商会、港湾利権。 建国以来、伏せられてきた古い名。 これは、捨てられた令嬢が泣き寝入りする話ではない。 王冠の下に隠されたすべてを、取り立てる話である。 全6話完結。完結まで予約投稿済みです。

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カクヨム
カクヨム2026/05/07
  • 現在の作品婚約破棄ですか。では、帝国を滅ぼします〜その王冠、我が家の沈黙の上に置かれていたものですが〜