あらすじ

祖母の葬式の数日後。 長谷川綧基は、幼い頃から世話になっていた老人・吉田武蔵から一本の古い鍵を託される。 「お前なら、決められる」 意味深な言葉だけを残して、武蔵は息を引き取った。 鍵が示したのは、公園の近くにある古いレンタルルーム。 押し入れの奥の金庫。 そして、埃を被ったカセットテープと大量の写真。 再生された声の中には、綧基の祖母・岡本キヨと武蔵の“知らない過去”が残されていた。 だがそれは、ただの恋愛の記録ではなかった。 真実を明かせば、壊れるものがある。 それでも、残さなければ“なかったこと”になる。 これは、 誰かを守るためにつかれた嘘と、 最後まで言えなかった想いの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/07
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