あらすじ
紹介文(ライトノベルの帯風)
桐生優貴と一ノ瀬真麻は、小さい頃から隣に住む幼なじみ。
お互いの部屋の窓は向かい合っていて、朝は「起きてる?」、夜は「おやすみ」と声をかけ合う毎日だった。
だけど中学になって、少しずつ話さなくなり、距離ができていた――。
そして迎えた高校入学式。
偶然にも同じクラスになったふたりの間に、懐かしくて新しい空気が流れ始める。
恋とは言えない、でも確かに「好き」が芽生え始める季節。
心をそっと揺らす、甘くて切ない青春ストーリー。
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あらすじ(長文・情景描写多め)
春の風がやさしく吹いたあの日、僕らはまた「となり」になった。
隣の窓、隣の席、隣の帰り道。
かつては当たり前だったその距離が、いまは少しだけ、胸を締めつける。
桐生優貴は、高校入学式の朝、窓の外から聞こえる声に目を覚ました。
それは、何度も聞いたことのある、懐かしい声――幼なじみの一ノ瀬真麻の声だった。
中学に上がってから、自然と距離ができたふたり。
話すことも、笑い合うことも少なくなっていたのに、偶然にも同じ高校、同じクラス、そして同じ窓側の席。
「また隣だね」
真麻が言ったその一言で、止まっていた季節が静かに動き始める。
これは、“となり”に戻るまでの物語。
ゆっくり、確かに近づいていく恋の始まりを描いた、青春グラフィティ。