あらすじ

「サッカーだけの中学ってないかな?」 「野球だけの中学ってないかな?」 「陸上だけの中学ってないかな?」  6年生になった時、勉強が大嫌いな大柄の男子3人が集まって、夢みたいなことを話していた。 「お前はいいよな、勉強ができるから」  3人は羨ましそうにわたしを見た。 「俺たちバカだから」  自嘲気味に吐き捨てた。 「そんなことないよ。やればできるって」 4年生になって虐められていた時、彼らに助けてもらったわたしは、今度は自分が彼らを助けたいと本気で思っていた。あの時助けてもらわなかったら、今頃どうなっていたかわからないからだ。それほど恐ろしい経験をしたのだ。だからなんとしても彼らの役に立ちたかった。 大人になったわたしは、男の子たちに恩返しをするための一歩を踏み出した。 それは、教育を根本的に見直す改革であり、日本初の学校を創ることだった。 勉強は大嫌いだけどスポーツが得意な子供たちが目を輝かすような学校を創るのだ。

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カクヨム
カクヨム2026/05/06
  • 現在の作品⚾ あのね、わたし、まっていたの ⚽ ~誰か声をかけてくれないかなって~