あらすじ

GW最終日、鬱の悪化に苦しむ語り手は、早朝の散歩で心身の不調を引きずっていた。過去のリストラ体験や社会への不信が頭を巡る中、マンションの踊り場で“うずくまる何か”を見つける。ホーマーと名付けたそれは、ただ無言でこちらを見つめるだけの存在だった。 やがてその“何か”は位置を変え、日常の中へと滲み出してくる。さらに妻までもが気配を感じたと口にした時、語り手は確信する——それは最初からずっと、すぐ近くに“居た”のだと。 現実と精神の境界が揺らぐ、静かな侵食型怪異譚。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/05/06
  • 現在の作品其処に居る