あらすじ

(結末までネタバレしますのでご注意くださいませ)   地上で暮らす人間達にその存在は知られていなかったが、実は空のはるか彼方には、天界人が暮らす天界が存在していた。  天界は、王族、武族、魔法族、知族、商族の五つの部族から成る一つの国家で、王族の国王が天界のトップに君臨していたが、その国王は五部族の部族カラーをした五つの宝石が埋め込まれたクラウンを絆の象徴として戴冠していた。    国王には二人の息子がいたが、天界は第一子が世継ぎと決まっていたため皇太子は第一王子のコヨトであり、コヨトは魔法族の女性ルコールと結婚していて二人の間には王女シノが誕生していた。蝶よ花よと可愛がられ育てられたシノは、生粋の箱入り娘として育っていく。  だがシノが十四歳の時、父の弟の第二王子のタスーコが国王の座を狙ってクーデターを起こす。形成が不利になった国王達は、武族出身のガーディアン(守護者)で十九歳のブラドにシノとクラウンを預け、地上の日本にあるルコールの母が持つ推し活用の別宅へ避難させ、自分達は魔法で石像となって身を護る。  ルコールの書いた魔法陣で無事に日本に辿り着いたは二人は、名を大空ブラトと大空シノと変え兄妹として暮らし始める。シノは中学校に通いながら聡明な頭脳と優れた武術を持つブラドから武力を教わり、天界を取り戻すためのプリンセス戦士を目指す。  だが一年後、クーデター後に天界を牛耳っていたタスーコ軍がシノを探しに日本にやってきてしまう。すると突然クラウンに付いていた宝石五つの内の四つが意思を持つかのように地上に散りばり、クラウンがシノ達に告げる。 「四つの宝石が仲間の元へ導いてくれます。だから宝石を探し出し、五つ揃ったら仲間と共に天界を取り戻しに行くのです」  シノは魔法でブラドの化身・魔犬ヒーサを作り出すと、学生生活を送りながらヒーサと共に宝石を探し始める。そして宝石を持っていた四人の仲間と出会うが、その一人は祖母の推しのビジュアル系バンドマンの赫田将生(かくたまさき)だった。    シノは将生達四人の仲間とブラドとヒーサ、六人と一匹で天界へ向かうと宿敵タスーコに戦いを挑み勝利する。そして石になっていた家族達を元に戻して国王の座に就くと、数年後に将生と結婚。将生は天界でもアイドル活動を続け、天界と人界の交流はより盛んとなり平和な世界が続いていく。

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エブリスタ
エブリスタ2026/04/30
  • 現在の作品箱入りプリンセス戦士 天界のシノ