あらすじ
前世で結ばれなかった二つの魂――ジェイアスとエリス。
その欠片は現世に散り、
森川純と姫子の胸の奥に静かに残っていた。
二人は互いに理由の分からない胸の痛みを覚え、
姫子は“夢渡りの森”でジェイアスの欠片――影と出会う。
現実では、姫子の倒れた瞬間に純の胸の欠片も疼く。
失われた魂の残響が、
現世の二人を再び引き寄せていく
登場人物
森川純(27歳) 会社員・同じ会社の同僚
森野姫子(25歳)会社員・同じ会社の同様
前世パート
ジェイアス 森の守り手
エリス 森の巫女
世界観設定
《夢渡りの森》 古来より、夢を通して外の世界と繋がるとされる神聖な森。 森の中心にある“核”は、眠る者の意識に触れ、 必要とする者を静かに呼び寄せる力を持つ。森川や姫子が繰り返し見る夢は、 森が彼らに向けて放つ“渡りの光”であり、 森へ導くための合図でもある。巫女の一族は、 この森が夢を通して人を招く性質を “夢渡り”と呼び、 森そのものの名として受け継いできた。