あらすじ

ホテル地下で十年、誰にも見られずフォン(出汁)を引き続けてきたコミ料理人・冬野透。同期に濡れ衣を着せられ、雨の駅のホームで背中を押された次の瞬間、彼は異世界の森で目を覚ます。 古代語で「フォン」とは、出汁であり、世界の根源そのもの。千年濁り続けたこの世界の根を、澄ませることができる人間が、いま、ひとりだけ現れた――。 村の女将が泣き、王女が膝をつき、大陸最強の料理長が片膝をつき、敵の魔将すら寸胴の前で涙を流す。誰にも見られなかった十年が、世界を救う出汁になる物語。 追放、復讐、ハーレムなし。ただ、灰汁を、舐めるように剥がす。それだけで世界が澄んでいく。 ※この物語は小説家になろう、カクヨムで掲載されています。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/06
  • 現在の作品料理人が異世界転生して灰汁を取り続けたら、王が膝をつき魔将が泣いた