あらすじ

※決して真似はしないでください 「夜にやると、静かになるんだって。全部」 放課後の昇降口で囁かれた、謎の遊び「かえるちょっぷ」。薬指を折り、親指を重ね、残った三本の指で腕を叩く、それだけの遊びのはずだった。 翌日、友人の凛に誘われるまま、中学生のゆみはおまじないを唱え、その手を試す。最初は気のせいだと思っていた。遅れてくる奇妙な感触も、夜に静まり返る虫の声も、布団の中で近づいてくる音も。 かえるちょっぷには、三つのルールがある。夜中にやらないこと。手を返してやらないこと。手の甲同士を合わせないこと。 なぜそのルールがあるのか、最初は誰も知らなかった。 ルールが一つ破られるたびに、確かに何かが起きる。でも凛は怖がるより先に、次を試したがる。そしてゆみは、止められない。 これは、知らなければよかった遊びが、少女たちの間に静かに根を張っていく話。そして、一度触れたものは簡単にはかえってこない、という話。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/06
  • 現在の作品かえるちょっぷ