あらすじ

西条、酒蔵通り。二十歳の誕生日に初めて飲んだ日本酒で僕がむせていると、隣の席の女性が黙って和らぎ水を差し出した。 月野七緒、二十二歳。小さな酒蔵の一人娘。 柏木蓮、二十歳。広島大学二年、家系一同そろって下戸。 二歳上で、酒に詳しくて、僕より少しだけ大人の彼女と、僕は四月から十月までの七ヶ月を、季節の酒と水を分け合いながら過ごすことになる。 ──ただし、彼女には継ぐべき家業があり、僕には決めかねている将来がある。 酒祭りの夜、僕は何かを言わなければならない。 広島県東広島市西条を舞台にした、二十歳の春から二十二歳の秋までの、酒と水と街の物語。 ※第1回じゆうに文庫小説大賞応募作(BS12トゥエルビ × JR西日本 × 三井物産主催) ※キーワード:JR西じゆうに大賞1

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小説を読もう2026/05/06
  • 現在の作品和らぎ水と、酒祭りの夜