あらすじ
旧三河国――愛知県東部。
蒲郡市の郊外に佇む人の寄り付かぬ奇妙な事務所「時雨霊異探偵事務所」。
姉の時雨花霞(しぐれはなか)と、兄の時雨雨月(しぐれうげつ)、そして主人公・末弟の時雨愁真(しぐれしゅうま)は、この令和の現代に生きる数少ない妖術師であった。
妖異や怪異、すなわち霊異事件(りょういじけん)を中心にその事件調査、資料整理・編纂・保管、そしてときには怨霊祓除を行うことを生業としている彼ら。
閑古鳥が鳴き、姉と弟は兼業妖術師という非常に世知辛い状態にあるが、あるとき依頼が舞い込んでくる。
それは、傘の捜索。
――から傘お化けとなった、古傘の捜索であった。
※初稿完成済みの並行作品、「三河霊異記」と同じ世界観のお話になります。
合わせてお楽しみただければ幸いです。
※ところどころローカルネタや土地勘含む所感があります。私個人とその周囲の意見をすくい取ることが多いので、穿った物の見方になります。あらかじめご理解ください。
※現代においては大変な差別発言、価値基準の異なる人生観を頻出させます。ご理解ください。
※AI学習・転載禁止