あらすじ
書籍化作品「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」シリーズの公式ライバル登場!
「法律は弱者を守らない。知っている者だけが、最後に笑うのよ」
国立関東大学。
表向きは真面目な法学部生が集うサークル『実用法学研究会』。
だが、その実体は――法の網目を潜り抜け、合法的に相手をハメる方法を研究する【法の抜け穴悪用研究会(通称:抜け穴研)】だった。
「二度と、損をしてたまるものか」
ヒロイン・御河万里乃は、かつて恋人商法で全財産を失った「元被害者」。
騙される側の惨めさを知った彼女は、二度と損をしないために「ずる賢く生きる」ことを決意し、研究会の門を叩く。
研究会の部長の都月奏汰は、司法試験に合格しながら弁護士バッジを拒絶する天才。
「報酬を得なければ非弁行為(違法)ではない」と嘯き、リーガルテックでの起業を夢見ながら、日々、法の限界を試す社会実験に興じていた。
救済なんて生ぬるい。
紫雲女子大学消費者センター(シジョセン)とは真逆の発想で、法を武器に、悪党を合法的に叩き潰すための、最先端リーガル・エンタメ!
主な登場人物
御河万里乃(みかわまりの)
ヒロイン。法学部2年生。19歳。1年生の時に恋人商法で騙された。騙されたことで、ずる賢く生きようと考える。実は法律の勉強が難しく法学部に入ったことを後悔していた。しかし、これから本気で勉強しようとしている。
都月奏汰(とづきそうた)
法学部4年生。21歳。予備試験を経て司法試験には合格しているが、弁護士バッジに興味がない。
報酬を得なければ非弁行為OKといい、平気で弁護士業務をやる。
法の抜け穴を悪用する方法について研究し実践する。
リーガルテック企業を起業しようとしている。
堀米華恋(ほりこめかれん)
文学部2年生。19歳。堀米グループの令嬢。法律には詳しくないが、奏汰のリーガルテック企業に興味を示し、出資している。
法の抜け穴悪用というコンセプトが刺激的で面白いと思っていて、活動を資金面で支える。
次にどんな悪用テクニックが出てくるのか、いつもワクワクしている。
獅子堂誠司(ししどうせいじ)
体育学部3年生。21歳。一浪。総合格闘技を学んでいる。奏汰とは高校時代からの知り合い。奏汰に助けられた過去がある。
奏汰がどれだけ、あくどいことを考えても、合法的で正しいものだと信じている。