あらすじ

認知症が進み、 「ごめんね」しか言えなくなった母がいた。 有料老人ホームで働く派遣ナース・美和は、 入居者の西村澄子(85歳)が、 女性スタッフの手を握って何度も謝る姿を気にしていた。 「娘さんに謝っているんじゃない?」 そう言われて初めて気づく。 ほとんど面会に来ない娘との間に、 長い年月をかけた深いわだかまりがあることを。 厳しすぎた母。 認めてもらえなかった人生。 忘れられない、たった一束のマーガレット。 母の日を前に描く、 許せなかった母と、 それでも最後に残る親子の物語。 静かに胸を打つ、短編ヒューマンドラマ。

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カクヨム
カクヨム2026/05/05
  • 現在の作品母が「ごめんね」しか言えなくなった日