あらすじ

第一王子ルドルフの婚約者だったリーゼ・ファルベルは、王宮の夜会で「骨をいじる気味の悪い女」と罵られ、聖女候補セラフィナを愛する王子から婚約破棄を告げられる。 彼女は泣き崩れる代わりに、慰謝料として王宮の倉に眠る黒い骨を要求した。誰も価値を知らないそれは、かつて国を滅ぼしかけた魔王竜の喉骨。骨や魔導具の芯が発するかすかな音を聞けるリーゼだけが、その正体に気づいていた。 婚約破棄の直後、セラフィナの杖が暴走し、大広間を巻き込む事故が起きる。リーゼは黒い骨を使って被害を防ぐが、王子たちは彼女を呪術師として追い出そうとする。そこへ現れたのは、北の魔物から民を守る辺境侯グレン・ローヴェルだった。 「君の手は呪いの手じゃない。折れたものを、もう一度立たせる手だ」 追放された令嬢は、辺境の壊れた砦と騎士たちを直しながら、自分の工房を作っていく。だが王都の地下では、もっと大きな骨が折れたまま眠っていた。

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小説を読もう2026/05/06
  • 現在の作品婚約破棄された骨継ぎ令嬢、慰謝料代わりに魔王竜の骨をもらいました ~死霊術ではありません。折れた魔導具を直していたら辺境侯の騎士団が行列する工房になりました~