あらすじ
高校生時代、ケガで野球が出来なくなった際、理学療法士によるリハビリによって救われた今泉昴。
スポーツ現場で情熱的に働く理学療法士に憧れ、彼は理学療法士の道を目指し大学へ進学した。
しかし、彼を待っていたのは理学療法士――医療・介護業界の現実だった。
次第に理想と現実のギャップで情熱を失い、そして患者さんからの暴力に我慢が限界に達し――臨床実習も中止になる。
自分は、もうこの職業に情熱を抱けないかもしれない。そう大学を辞めようかと悩む昴。
そんな昴が、大学の教授から追加実習で選ばれた場所は――終末期医療から看取りまでを行う、長期療養病棟であった。
活気に満ちたスポーツ医療とは対極に位置するような現場。
そこで昴は――熱い情熱を感じさせる、鷹のような瞳を目にする。