あらすじ
毘沙堂《びしゃどう》リリカ。
旧財閥の血脈にして、世界最強のAIテック企業創業者を父に持つ一人娘。
名実ともに、世界一のセレブ女子高生。
そんな彼女には、大いなる野望があった。
霊魂の実在を、全世界に証明すること。
リリカは幼馴染の天才少年・アーちゃんを半ば強引に巻き込み、高祖父が設立した名門学園で「パラノーマル・アクティビティ研究会」を旗揚げする。
ただし、その活動内容はおよそ部活動の枠に収まらない。
日本中、世界中の怪異スポットを探求し、オカルト事件には片っ端から首を突っ込む。
「幽霊を捕まえるのに、お札なんて非効率すぎるわ。衛星軌道上からレーザーで捕捉しなさい!」
最新鋭の粒子加速器。
数千億回の演算を瞬時にこなす最先端AI。
そして、試作段階の対霊殲滅兵器。
国家予算規模の物量が繰り出すのは、常識外れにして桁外れの超常探究。
アーちゃんは呆れる。
呆れながらも、その測定不能のIQをフル稼働させて、リリカの無茶な野望に付き合ってしまう。
リリカにとって、怪異とは「祓うべき災い」でも「倒すべき敵」でもない。
暴くべき真理だ。
傲慢で、強引で、誰よりも真っ直ぐ。
世界一の財力と、測定不能の頭脳。
最恐バディーが挑むのは、心霊、オカルト、都市伝説、そして闇の底に潜む「世界の深淵」。
お札よりレーザー。
祈祷よりAI。
これは、怪異を科学で殴りに行く、前代未聞のオカルト×ハイテク・アドベンチャー。