あらすじ
地球とそっくりな地形を持ちながら、全く異なる歴史を辿ってきた異世界。
この世界の日本の位置に存在する国「瑞穂」では、少子高齢化が進み、社会保障を維持する目処が立たなくなってきた事から、都度増税をする流れが続いていた。
既に消費税は40%を超え、生活苦から、より一層に少子化が進むという悪循環に陥っていた。
そんな中、元号が「永宝」に変わり、圧倒的な国民の支持を得た「国民第一党」から瑞穂初の女性の総理大臣が誕生した。
彼女「綾部希美」は、不思議なほどの高い実行力で、普通なら抵抗勢力により、なかなか進まないような斬新な政策を次々と打ち出していた。
今回の総選挙で、「国民第一党」が歴史的な大勝をしたのは、
国が子供を生み出し、国が育てるという「新生代政策」という前代未聞の政策の実施によって、今年予定されていた消費税の増税を凍結するだけでなく、段階的に消費税を減税していくというものだった。
国が計画的に子供を生み出す事で、労働人口は確実に増加する。そして労働人口が増えれば、税収は増える。実に簡単な論理だ。
「新生代政策」で今後必要となる諸費用は、新たに発行される「新生代債」でまかなわれ、国家予算とは別管理される。
その返済は「新生代」で生まれた子どもたちが返済していく義務を負うというもので、国は自身の経済を圧迫する事なく、新政策が進められるシステムとなっていた。
この物語は、その政策によって多額の借金を背負って生み出されてきた子どもたちと・・・・
それを取り巻く社会を描いた物語である。
この物語は「地味な読書少女と、世界を綴る本」や「自分が大嫌いで人生詰んでた私、超御曹司と入れ替わって価値観がバグる」の数十年後の世界を描いております。興味がありましたら、この物語のエピソード・ゼロともいうべき、それらも、拝見頂けたら、ありがたく思います。
この話は、最初の4話までを最初に投稿し、あとは、1~2週間毎に更新してきたいなぁ~と思っております。よろしくお願いします。