あらすじ
高校2年生の朝倉ハルは、周囲からは「宇宙人」と呼ばれるほどのマイペース天然ボケ男子。授業中に急に「蟻って寝るんですか?」と先生に聞いたり、体育祭でゴールと反対方向に全力疾走したりと、悪気は一切ないのに毎日何かが起きる。
そんなハルがひょんなことから入部したのは、部員が自分ひとりしかいない**「放送部」**。
廃部寸前の放送室にひとり残っていたのは、雨宮ソラ——ほとんど誰とも話さず、いつもイヤホンをつけて窓の外を見ている、クラスで一番謎の多い女子だった。
「なんであなたがここにいるの」
「放送部って書いてあったので」
「……入部届、10年前のやつだけど」
かくしてハルとソラの、かみ合っているのかいないのかわからない部活生活が始まる。ラジオ番組を作ろうとするハル、なぜか全力で阻止しようとするソラ、そして放送室に隠されたソラだけが知る秘密——。
笑えて、ちょっとだけ泣ける、2人だけの青春が今始まる。
登場人物
キャラプロフィール
朝倉ハル(主人公)17歳・男。天然ボケの王様。悪意ゼロ・空気読めゼロ・でも妙に人の本質を突いてくる。趣味は「雲の観察日記」
雨宮ソラ(ヒロイン)17歳・女。無口・クール・謎多き放送部の幽霊部員。実は昔、ラジオにまつわるある出来事があった
田中ケンジ(親友)ハルの幼馴染。ツッコミ担当。ハルのせいで毎日胃が痛い
桐島センパイ(先輩)放送部の元顧問。なぜか放送室に個人の荷物を置きっぱなしにしている謎の人物