あらすじ
勇者パーティを「役立たずの鑑定士」として追放されたレイ。
彼のスキル《鑑定》は、本来なら敵の能力を見抜く最強能力のはずだった。
しかし彼には何も見えない。
ステータスも数値も一切表示されない“ハズレ″スキル。
だが、追放されたショックでその日、彼は気付く。
――見えていなかったのは「能力値」ではなく、″死亡フラグ″といった先が見える能力だった。
三日後に死ぬ勇者。
裏切る仲間。
崩壊する王国。
すべてが″予定された未来″として見える世界で、彼はそのフラグを「折る」道を選ぶ。
気付けば周囲は彼をこう呼ぶ。
「預言者」と。
世界の″予定された未来″を次々と書き換えていく男の物語である。