あらすじ

親友だから、笑って聞けた。 親友だから、「おめでとう」と言えた。 親友だから、好きな人の恋を何度も応援してきた。 でも本当は、颯太が誰かを好きになるたび、紗奈は少しずつ失恋していた。 高校一年の春、消しゴムを貸したことから仲良くなった紗奈と颯太。 いつの間にか二人は親友になり、紗奈は颯太への恋心を隠したまま、彼の一番近くにいることを選ぶ。 彼女ができた時も。 プレゼント選びを頼まれた時も。 失恋した彼から電話が来た夜も。 紗奈はずっと、親友の顔で笑っていた。 けれど文化祭前日、颯太がまた「気になる子ができたかもしれない」と相談してきた瞬間、紗奈の心は限界を迎える。 「颯太の相談、もう聞けない」 親友という場所にしがみついていた少女が、初めて自分の恋を守ろうとする、青春片想いラブストーリー。

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カクヨム
カクヨム2026/05/05
  • 現在の作品親友の恋を応援するたび、私は少しずつ失恋していた