あらすじ

そこの世界では、人は“印”を宿すことがある。 血に刻まれる者。 武器に宿す者。 契約によって縛られる者。 あるいは――魂そのものに刻まれる者。 起源は不明。 法則も完全には解明されていない。 ただ一つ確かなのは、 その印は人の在り方を歪め、常識を超えた力を与えるということ。 人々はそれらの力を扱う者を総称して――シグナリアと呼んだ。 だが、その力は祝福ではない。 印を持つ者は、必ず何かを背負う。 運命に縛られ、過去に囚われ、あるいは未来すら奪われる。 それでも人は求める。 守るために。 支配するために。 奪い返すために。 あるいは――すべてを壊すために。 世界は一つ。 時代も、歴史も繋がっている。 ある者の選択は、遠く離れた国で別の誰かの運命を歪め、 一つの戦いは、やがて世界そのものの形を変えていく。 これは、異なる時代、異なる場所で生きる者たちの印が紡ぐ物語。 交わるはずのなかった意志が交差し、 無関係だったはずの力が連鎖し、 やがて一つの“答え”へと収束していく。 その果てに待つのが救いなのか、破滅なのかは――まだ誰にも分からない。 だが確かなのは一つ。 すべての始まりは、“印”ではない。 それを手にした人間の――選択だ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/05
  • 現在の作品シグナリア