あらすじ

「死」こそが、唯一の救いだった。 最強の勇者として幾度となく世界を救い、そしてそのたびに理不尽な死と時間逆行を繰り返してきた俺。 親しい仲間を失い、死の恐怖に怯え、終わりのない地獄を歩み続けた。 そしてようやく訪れた、安らかな死の瞬間。 国王の息子に刺され、血を流し、今度こそこの命が終わると確信した。 ……はずだったのに。 『転移完了。これより記憶の引き継ぎを移行します』 目が覚めると、そこは魔王の玉座。 俺は「人類を滅ぼす魔王」として転生してしまっていた。 しかも、俺の頭の中に居座る謎のシステムはこう告げる。 『ご主人様(魔王)を、救い出してみせます』 いや、俺が求めてるのは救いじゃなくて「死」なんだけど!? 最強勇者の知識と経験値を魔王の力に上乗せしてしまったせいで、無自覚に配下を育成し、無自覚に世界征服が進み、無自覚に勇者パーティーを完封してしまう。 「頼むから誰か早く俺を倒してくれ!」 そう願って適当に振る舞うほど、なぜか世界は俺を魔王として崇め奉り、勇者たちは俺を倒すどころか心酔していく。

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小説を読もう2026/05/05
  • 現在の作品転生したら魔王だった~元最強勇者の俺、死ぬ気で魔王を演じるので、誰か早く討伐しに来てくれ~