あらすじ

朝。布団から体を起こした、その瞬間だった。 ふと違和感を覚え、おれは目を細めて部屋を見渡した。寝起きで視界はぼやけていたが、その正体にはすぐに気づいた。 ランプが……点いている。 この部屋の壁には、妙なスイッチが一つ取り付けられている。手のひらにちょうど収まるほどの丸いスイッチで、その上部に緑色のランプが埋め込まれている。だが、これまで一度たりとも光ったことはなかったのだ。 気になって、これまで何度も押してみた。通り過ぎる際にさりげなく。時には思いっきり。無意識に指先が伸びることもあった。だが、いずれも反応はなかった。 それが今、点いている。点いているぞ……!

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小説を読もう2026/05/05
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