あらすじ
「……おかしい。俺、ヒロインの美少女に転生するはずじゃなかったか?」
乙女ゲームの世界へのTS転生を願ったはずが、女神のポカで転生先は「2年後に勇者に殺される」運命の極悪ジジイ法皇だった!
魔力ゼロ、体力限界。詰みかけの状況で与えられたのは、ハズレスキル【嘘八百】
それは「吐いた嘘を、一定時間だけ相手に真実だと思い込ませる」という、あまりにも虚しいハッタリ能力で……。
「よし、この嘘で死ぬ気で生き延びてやる!」
隠居先の片田舎で、聖剣に選ばれながらも追放された少女ヴィンディクタを拾ったことから、運命の歯車が狂い出す。
適当に教えたデタラメな修行は、スキルのせいで「真の奥義」へと書き換えられ、ただのデコピンは、嘘の重圧で「彗星の一撃」へと変貌する。
本人はお茶を飲んでスローライフを送りたいだけなのに、周囲の勘違いは加速し、いつの間にやら伝説の「隠聖」として崇められる羽目に!?
「いいかヴィン、私が『瞬き』する間に片付けておきなさい(お願いだから助けて)」
嘘つきジジイと重すぎる愛を抱く聖剣少女が、世界のシナリオをぶち壊す!
勘違いから始まる、痛快・異世界ファンタジー開幕!