あらすじ
「ずっと貴方だけを想って生きてきました」
冤罪で両親を失い、静かな牢獄で毒を仰いだ侯爵令嬢シンディ・クインズメリア。
だが次に目覚めたとき、彼女は12歳の姿に戻っていた。
かつての悲劇を回避するため、シンディは一度目の人生で培った薬草の知識と記憶を武器に行動を起こす。
まずは無実の罪で侯爵家から追放されるはずだった侍女を救うこと。次に、悲劇の発端となった王太子の婚約者候補の打診は絶対に受けないこと。
運命を変えようと動き出した彼女の前に、あるはずのない再会が訪れた。
目の前に現れたのはかつての護衛騎士クリフォード。
王宮騎士団の若きエースである彼は、別人のような熱っぽさでシンディに求婚する。
「どうか私に貴方を生涯お守りする栄誉を」
以前の彼からは想像もつかないほど真っ直ぐに想いを告げられた頃、王宮からも婚約者候補の打診が届く。
――クリフォードがここまで必死にシンディを求める理由を、彼女はまだ知らない。
※本格的な恋愛要素は12話あたりからです。
※この作品は基本的に全年齢向けですが、1話と25話に暴力・流血描写があります。