あらすじ
過去に“何か”を失い、人と関わることを避けて生きてきた神条翔也。
孤独な日常で十分だったはずの彼の世界は——2年生の新学期、あっけなく壊された。
新しいクラスには、“四季姫”と呼ばれる四人の少女がいる。
誰もが目を奪われる、圧倒的な存在感。
藤本春菜——明るく場を支配する、距離の近いムードメーカー。
大隈結夏——着崩した制服で視線を奪う、強気な金髪のギャル。
松原秋穂——窓際で本を読む、上品で近寄らせない黒髪ロング。
黒沢冬香——長身で引き締まった体に、静かに空気を見極める少女。
関わらないはずだった。
——けれど、結夏との衝突をきっかけに、すべてが狂い始める。
孤立。視線。歪んだ空気。 そして——なぜか、彼にだけ向けられる興味。
「あなたに、興味があるの」
「逃げないでね?」
「絶対に、離さない」
壊れたはずの青春は、もう止まらない。
——これは、戻れない青春の物語。