あらすじ
魔王城に勇者率いる人間たちが現れ、魔王は討伐された。
魔王の息子である、ルクスは自分が殺されるのも時間の問題だと覚悟したが……彼を助け出しだのは人間だった。
勇者パーティーに所属していた男、アピオはルクスを保護して自分の集落に連れ帰った。
アピオは自身の娘、ローアと同じようにルクスにも愛情を注いだ。
人間に対して嫌悪感を持っていたルクスだが自分を受け入れてくれた、アピオとロアは特別な存在へとなっていった。
王都では才能ある若者に戦士、魔法育成が行われる。
魔王が討伐されてからも、魔族たちの脅威が完全に無くなったわけではない。
15歳になったルクスとロアは、王都に赴きマーミン育成学院に入学する。
若者たちは、そこで技術を磨き人類の平和を守るために力を身に着ける。
かつて……魔王を打倒した勇者のように。
ルクスはロアの従者として行動を共にするのだが、彼には幼いころからの野望があった。
魔王を……母を亡き者にした人類の英雄、勇者。
そいつを見つけ出して、この手で殺すこと。
そのためにルクスは自らの能力を磨き、この人間社会に溶け込みながら密かに目的のため暗躍する。