あらすじ

公爵令嬢セラフィーナは、王太子レオンハルトの婚約者として十年間、王家の結界を支え続けてきた。 けれど彼は、セラフィーナの異母妹リリアばかりを庇い、何かあるたびに「姉なのだから譲れ」と言う。 そして王宮舞踏会の夜、レオンハルトは大勢の貴族の前で宣言した。 「セラフィーナ、お前との婚約を破棄する。私はリリアと真実の愛を見つけた」 かつてのセラフィーナなら泣いてすがったかもしれない。 けれど、もうやめた。 「承知いたしました。では、殿下を守っていた私の加護も、本日をもってお返しいたします」 彼女が胸元の誓約石を外した瞬間、王太子の身体から聖女の加護が消え、王宮の結界が軋み始める。 さらに、そこへ現れた隣国の公爵は言った。 「ようやく自由になりましたね。ならば今度こそ、私があなたを迎えに来ても?」 捨てられた令嬢が、捨てた男を後悔させ、正しく愛されるまでの婚約破棄ざまぁ短編。

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小説を読もう2026/05/04
  • 現在の作品「また妹を優先するのですか?」と言うのをやめた日、王太子から婚約破棄されました――では、あなたを守っていた私の加護もお返しします