あらすじ

※必ず前作【迷子のサイン】から読んでください※ 何を隠そう、私は〈世界一の辰川明海ファン〉――そう自負する女子大学生。 大学の「文学研究部」で静かな読書生活を送りながら、辰川の五年ぶりのサイン会で手に入れた“為書き入りサイン本”を宝物のように持ち歩いている。 ある日の昼下がり、部室でいつものようにそのサイン本を開いた私は、ほんの数分席を外した隙に異変に気づく。 ――サインはある。だが、私の名前だけが消えている。 誰も出入りしていないはずの部室。 通路を見張っていた先輩の証言。 まるで密室から“為書き”だけが消え失せたかのような不可解な状況。 これは悪戯? それとも盗難? サインは本当に「迷子」になったのか。 日常の一瞬に起こる、ささやかで温かいミステリ。 本とサインと、ほんの少しの謎をめぐる物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/04
  • 現在の作品迷子のサイン ふたたび