あらすじ
触れたものを壊してしまう体質の高校生、素直。
人と距離を置いて生きてきた彼の前に現れたのは、どんなものでも“治す”ことができる幼なじみの要だった。
壊してもいいよ、俺が治すから。
そう言って隣に居続ける要だけが、素直にとって唯一の救いだった。
しかしある日、心臓だけを奪う異常な殺人事件に巻き込まれ、素直自身も命を狙われる。
人の心臓を奪い、能力を喰らう存在。
そして明かされる、自分の力――“触れたものを壊す能力”。
守ると言いながら、決して離れようとしない要。
その執着は、どこか歪で――。
壊す者と、治す者。
執着と支配が交錯する、能力バトル×歪な感情の物語。