あらすじ

中庭で、婚約者とのお茶会を終えた弟が思い詰めた顔をしていると知らせてきたのは、弟の従僕の少年。助けを求めるような視線に、仕方なく私はそちらへ向かった。 私を見つけて、弟も縋るような目を向けてくる。 その顔は、酷く頼りなく。麗しいと令嬢たちの間で噂になる彼の美貌を更に輝かせていた。しかし、私が抱いたのは、鬱陶しい! と言う気持ちだ。 一話冒頭より。 婚約者から衝撃の告白を受けて呆然とする弟と対峙した姉は、そうなった事情についてただ淡々と振り返る……。 王女の姉と、王子の弟とその婚約者の女性の話。 どんな状況になっても考え方次第で、意外と強かに生きていける人もいるし、そうでない人も……って感じのお話です。 先に公開した<心の中で婚約者を殺してでも>が余りにも尻切れだったので、手直ししての再投稿になります。一話目はほぼ短編ままですが、追加部分と設定に矛盾が発生する箇所などを少し手直ししました。 一話ごとに、視点が切り替わります。 全編一人称で話が進むので、<私>に判らないことは判らないままです。 それでもよろしい方どうぞ。

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小説を読もう2026/04/08
  • 現在の作品心の中で婚約者を殺してでも