あらすじ

王国北方の最前線で補給係をしていたエイルは、戦えないことを理由に「役立たず」と蔑まれ、壊れかけた辺境砦へ追放される。与えられたのは、兵士崩れや年寄り、負傷兵ばかりの捨て駒同然の守備隊と、底をついた食料庫だけ。 だが、彼の持つ【保存魔法】は、食料を長持ちさせるだけの地味な魔法ではなかった。食料、水、薬、矢、薪、さらには負傷兵の処置直後の状態まで“最適なまま維持できる”規格外の力だったのだ。 腐らない食料。劣化しない薬。湿らない火薬。折れない矢束。凍死者も餓死者も出さない砦。エイルは補給と兵站だけで、戦場の常識を覆していく。 やがて噂は広まる。 「最前線より、あの捨て砦の方が生き残れる」と。 そして、かつてエイルを追放した本隊は、自分たちが見捨てた辺境砦へ助けを求めて戻ってくることになる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/04/08
  • 現在の作品追放補給係の俺、辺境砦で【保存魔法】を極めたら最前線より生存率が高すぎて本隊が戻ってきた