あらすじ

王族なら誰もが神から“加護”を授かるこの国で、ただ一人だけ何の加護も得られなかった第七王女リシェル。 無能と蔑まれ、王城の隅にある古びた離宮へ追いやられてしまう。 けれど彼女は、まるで気にしていなかった。 なぜなら前世の彼女は、休みなし、残業まみれ、人間関係は最悪の“限界社畜”だったから。 静かで、呼び出しも少なくて、無茶な命令も飛んでこない離宮暮らしは、むしろ天国のような環境だったのだ。 「えっ、朝から晩まで怒鳴られないんですか?」 「この部屋、私だけで使っていいんですか?」 「睡眠時間がちゃんと取れるって最高では?」 そうしてマイペースに離宮生活を改善していくうち、前世仕込みの事務処理能力、段取り力、節約感覚、職場改善スキルが次々と周囲の役に立ちはじめる。 加護がないはずの王女が、なぜか一番暮らしを立て直していく。 やがて離宮の使用人たちや王城の人間たちは、首をかしげ始める。 ――加護なしのはずなのに、どうしてあの方の周りだけ、こんなにも上手く回るのだろう? これは、冷遇された第七王女が、前世社畜の経験を武器に“無理せず快適に”生きていたら、いつの間にか静かに再評価されていく物語。

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小説を読もう2026/04/08
  • 現在の作品加護なしの第七王女ですが、前世が限界社畜だったので離宮暮らしが快適すぎます!