あらすじ

公爵令嬢エレオノーラの取り柄は、一度歩いた土地を正確に地図に起こせること。婚約者に「地図など下男に描かせればいい」と追放された彼女がいなくなった公爵領では、新設街道の測量が狂い、物資輸送が停止。軍の行軍計画は白紙に戻り、隣国との国境線さえ曖昧になった。辺境で未踏の山岳地帯の地図を作り始めたエレオノーラに、辺境伯は言った。「あなたの目は、大地そのものを読んでいる」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/04/08
  • 現在の作品地図は嘘をつきません——落書きと呼ばれた測量師がいなくなったら、街道は崩れ、軍は迷い、国境が消えた