あらすじ
政略結婚した子爵令嬢エルナ・リヴィラルは、婚約者が営む店で理不尽な扱いを受けていた。
実家の借金を肩代わりしてもらっているエルナは、婚約者の言葉に歯向かうことができない。
その立場を利用した婚約者は、いつも決め台詞かのようにこう言っていた。
「こっちはいつ婚約破棄してもいいんだぜ?」
追い詰められたエルナは、いつも自分に非があったと認め、謝罪する。
しかし、貴族の名誉を傷つけられた以上、黙って従い続けるはずもなかった。
そんなエルナは、心の中でこう言う。
あまり子爵家を舐めない方がいい、と。