あらすじ
近所の民宿にあった、どんな鍵でも開く金庫。裕子が自転車の鍵で開けると、なんと裕子が無くした自転車のヘルメットが入っていた。今度は甚太がへそくりが入っている引き出しの鍵で開けると、なんとお金が入っていた。今まで入っていなかったのに。もう一回やると、またお金が出てきた。それをずっとやり続ける甚太とそれを眺めている裕子を尻目に、主人公の真奈は家から、兄が大事に持っていた鍵を持ってきた。兄は真奈と喧嘩ののち、失踪している。何の鍵かしつこく聞いたせい。民宿に真奈が戻ってくると、もうお金は出なくなった、と。そこで真奈がその鍵で金庫を開けると、なんと失踪していなくなっていた兄が当時の姿のまま出てきた。家に連れて帰って両親に説明するやいなや、大号泣する。そこからその兄を育てることにしたのだが、兄は弟になっていた。真奈は中学一年生で、兄は当時の小学三年生のままなので。
(パステルNOVEL小説大賞用に現在、書いている最中です)