あらすじ

『誘拐屋』と呼ばれる組織が、一人の少女をさらった。  ターゲットの名前は、東雲優(しののめゆう)。  一見、普通の女子高生だが、何事にも動じない姿勢に、誰もが違和感を抱いていた。  会話の流れで、彼女がつぶやく。 「"てんごく"に連れていってくれるのでは、ないのですか?」  その言葉に、理性を失う男たち──   『ひじょうしき』と呼ばれる術式を用いた、異能力とは?  誘拐を依頼したのは何者なのか。そしてその目的は?  ──古今東西、語り継がれ、今なお多く支持されるのは、正義が悪を滅する物語だ。  あいにくと彼らは、正義の味方ではない。  世間の常識から外れた、非常識な存在。  だがこれは、れっきとした『正義』の物語だ。  ある者にとっては正解でも、ある者には不正解であるように。  『正義』とは、人が従うべき正しい道理であり、『己の』正しき議を通すこと。 「簡単なことはつまらない」    彼女はセオリーを嫌い、あえてリスクに身を投じる。  物事とは困難で、思い通りにはいかないもの。  そう──恋愛のように。復讐のように。  何が正しくて間違いか。  これはひどく、いびつな物語。  この物語には、世間一般での常識人は参加しない。  変わり者は褒め言葉。  正常、異常は紙一重。  常識非常識はいつだって──、己の『正義』が決めること。  🐱初の現代ファンタジーに挑戦です!

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エブリスタ
エブリスタ2021/08/13
  • 現在の作品ひじょうしき