あらすじ
社畜歴17年の某有名IT企業に勤める宗方創介は40歳で独身・彼女いない歴=年齢。人生の大半近くを会社に捧げてきた彼の癒しの存在は、家のベッドの枕元に置かれた三体のぬいぐるみ。
もっとも創介と付き合いが長い恐竜のアグポン。
次いで付き合いが長い柴犬のシバタ。
三体の中では一番最近家にやってきたワニのホゲラ。
ある日の朝。創介が目覚めると、そこには人間の女の子に姿に変身したアグポンの姿が! さらにアグポンに続くようにシバタ・ホゲラまで人間の女の子の姿に変身! 創介はそんな彼女たちに人前で呼びづらいからとアグポン=白亜、シバタ=咲夜、ホゲラ=焔、と人間の姿としての名前まで与える。彼女たちは創介の面倒を見たり見られたり......と。色の薄かった日常があっという間に鮮やかな色で染まっていき、創介自身も彼女たちに影響されて目に見える変化が表れていた。
そこへ彼に恋心? 抱く部下で頼れる右腕的存在の古城紗弓や、創介とはワケアリ? の関係でもある創介が務める会社の下部下であり現社長の南雲薫も加わり、外でも家でもちょっとしたハーレム状態に。本人はまったく意識していない様子だが。
彼女たちとの交流を続けて行く中、ある日創介は年ともに忘れかけていた自身が持つ『心の闇』により彼を慕う白亜たち元ぬいぐるみ組をふとしたきっかけで傷つけてしまう。その結果彼女たちは再びぬいぐるみの姿に。後悔しながらも諦めてしまう創介。
しかしある日古城に焚き付けられ、会社を早退してまで白亜たちが待つ家に帰宅。そして自分の過去について語りだす。やがて涙ながらに嗚咽し懇願すると、気持ちが通じたのか、彼女たちは再び人間の姿に戻り自分たちも創介に謝罪した。
次の日。人間の姿のままベッドの上で寝転がる創介・白亜・咲夜・焔。
今日も騒がしくも賑やかな三人の『娘』たちを見つめながら、もう一段広いベッドを買おうかとなんとなく心に決めたのだった。