あらすじ
「魔法界で勘弁してくれんか?」
——どうやら、俺の転生先は魔法界しか空きがないらしい。
だが、提示された条件がとんでもなく悪い。
「魔力なし、身寄りなし、35歳のおじさんのまま放り出す」って、それ転生じゃなくてただのサバイバルだろ。
そんなブラックな条件なら、いっそ魂の消滅を選んでやると駄々をこねてみた。
すると、焦った神が、一本の仰々しい杖を「これを持っていけ!」と投げ渡してくれたのだが……。
こうして俺は、魔力ゼロの身でありながら、神からの謎の「杖」を手に魔法界へと降り立った。
魔法が使えないはずの元公務員が、この杖一本で伝説の魔導士として成り上がっていく……なんて、そんな上手い話があるのかね?