あらすじ
※本作は『双国ノ巫女』第二章の続きです。
双国の巫女・レイラの前に現れた妖――酒呑童子。
やがて彼は、レイラによって“シャガル”という名を与えられる。
その想いは「恋」から「愛」へと変わり、レイラの心にも確かな揺らぎを生む。
一方、幼き頃から彼女のすべてを見つめ続けてきた護衛テュエル。
その想いは、誰にも侵せないほど深く――そして、歪んでいた。
交わるはずのなかった三つの想い。
だが運命は、それを“選ばせない”。
知らぬ間に結ばれた契り。
自ら選び取った婚姻。
そして明かされる、もうひとつの関係。
気づいた時には、すでに戻れない場所にいた。
これは――
二人の男に愛され、逃げ場を失った巫女の物語。