あらすじ

「おーっほっほっほ! 見なさい殿下、これぞ世界を呑み干す深淵の呪いですわ!」 闇属性の魔力を持つ公爵令嬢エイレネは、究極のロマンチストだった。 書庫に引きこもりメロドラマを読み漁った彼女の夢は、【王子様とヒロインの真実の愛のために、美しく散る悪役令嬢】になること。 自分のような陰気でじめじめした女は、キラキラ輝くアリオス殿下の隣にふさわしくない。 ――ならば、自ら悪となって断罪され、殿下に「理想のヒロイン」を捧げて死のう! そう決意して、地味な侍女リリを全属性の最強ヒロインにプロデュースし、完璧な断罪イベントを仕掛けたはずなのに……。 「ーーなんて献身的なんだエイレネ! 」 殿下の「光属性全肯定フィルター」が強すぎて、嫌がらせはすべて「至高のデレ」に翻訳されてしまう。 協力者のはずの頑張って見繕ったヒロイン候補リリも「お似合いっすよ」と欠伸をしながら、私の余った闇魔力を洗濯の乾燥機代わりに使い始める始末。 曾祖母(元王家のお姫様)の強力なコネと、国民からの「聖女」認定。 逃げ場のない全肯定の檻の中で、死にたがりの純闇令嬢は今日も外堀を埋められ続ける。 ――味方がいない。という点においては、彼女は間違いなく立派な悪役令嬢だった。 ※不定期・思いつき更新の読み切り連作です。時系列が前後する場合があります。

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小説を読もう2026/04/07
  • 現在の作品純闇令嬢の処刑願望が、光属性王子の「全肯定翻訳」で溺愛に変換される件~最強ヒロインをプロデュースしたはずなのに婚約破棄して貰えません~