あらすじ
目を覚ますと、自分が書いた黒歴史小説の令嬢リリア・カーリッヒに転生していた。リリアは原因不明の病で余命3カ月しかない。その上、この世の不幸を煮詰めたように幸が薄いのだ。娘を道具扱いする父。夜遊びばかりの母。闇を抱えた冷血男爵との政略結婚。私は速攻で結婚話を破談にしてやり、余命を少しでも伸ばそうと薬草ハーブ園を作る。しかし、なぜか断ったはずの冷血男爵に気に入られてしまう。情熱的な口説き文句を聞いている間にも、余命が刻々と減っていく。
そんなことより延命しよう! 幸の薄さをものともせず、著者知識、裏設定で、ありとあらゆる延命治療を試みる。すると、私が調合した上質なポーションを求めて、貴族たちやはたまた王族まで集まり始めた。気がつけば、帝国一の薬師と言われるようになっていた。