あらすじ
目を覚ますと、そこは見知らぬ和の世界だった。
妖怪が現れ、人ならざる力が存在する時代。
荒れ果てた古い都の跡地には、危険な怪異や呪われた遺物が眠り、命がけの探索者たちが日々そこへ足を踏み入れていた。
前世でエンジニアだった俺、リュウも、生きるためにその危険な場所に潜ることになる。
だが、俺には少しだけ他の探索者と違う特技があった。
壊れた呪具を直し、使いやすく作り直すこと。
誰も扱えないと言われた呪符を手直ししたり、拾った呪具を改造したり。
そうしているうちに、気づけば俺の装備は他の探索者とは少し違うものになっていた。
これは、壊れた呪具を直しながら、
怪異がひしめく古都の奥へ進んでいく一人の男の物語。
もし世界が壊れているのなら――
直しながら進めばいい。