あらすじ

魔力適性検査で「ゼロ」と判定された日、夫バルドは迷いなく離縁状を差し出した。
「恥をさらすくらいなら、いない方がましだ」
アリア・ヴェルテは静かにそれを受け取り、実家にも戻らず隣国ソレイユへと旅立った。未練も涙も、置いてくる必要すらなかった。
隣国で受けた封印師の資格試験、結果は制御精度満点——試験開始以来、史上初の記録だった。
気づけば王宮付き封印師として召し抱えられ、第二王子レオナルドに「君のそばにいさせてほしい」と毎日口説かれる生活が始まった。
そして離縁から半年後、元夫が血相を変えてやってくる。再婚相手に強力な呪いがかかり、解ける者がアリアしかいないのだと。
助けてほしい、と頭を下げる元夫を前に、アリアは穏やかに微笑んだ。
「もちろん。報酬はきちんといただきますね」
魔力がないと言ったのは、あなたですよね?

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2026/04/07
  • 現在の作品『離縁されてよかった。隣国では封印の聖女と呼ばれ、王子に溺愛されています』〜魔力がないと言ったのは、あなたですよね?〜