あらすじ
公爵令嬢エルリアは、卒業パーティの最中、第一王子から身に覚えのない罪で婚約破棄を言い渡される。そのショックで蘇ったのは、前世が「重度の乙女ゲーオタク」だった記憶。
ここは前世の愛読ゲームの世界。だが、エルリアが思い出したのは自分の破滅フラグではない。目の前で自分を糾弾する王子よりも、その背後に控える「無口な護衛騎士・カイル」の存在だった!
カイルは攻略対象ですらないサブキャラ(通称:推し)。しかし、ゲームの裏設定では「誰よりも孤独で、最後には主君を庇って散る」という悲劇の推しだったのだ。
「ヒロイン? 王妃の座? そんなのどうでもいい! 私は彼の『生存ルート』を確立し、隣で彼の幸せを見守るんだ!」
エルリアは潔く婚約破棄を受け入れ、慰謝料として「カイルの身受け」を要求。公爵家の権力と前世の知識をフル活用し、推しを甘やかし、救い、いつの間にか溺愛されてしまう、側仕え奮闘記が幕を開ける!