あらすじ

侯爵令嬢キャサリンは、婚約者アーサーとの約束を胸に、放課後の図書室で一人待ち続けていた。 しかし彼は一時間遅れて現れ、悪びれもせず「幼馴染の少女を助けていた」と言い放つ。 ――「君は強いから、一人でも大丈夫だろ?」 その一言で、キャサリンの中の“十六年の信頼”は完全に崩れ去った。 「では、婚約は白紙に戻します」 その場で婚約を破棄した彼女は、実家である侯爵家の支援も打ち切らせる。 結果、アーサーの家は瞬く間に没落。彼を支えていたはずの幼馴染も去っていく。 一方キャサリンは、これまで抑えていた才覚を解放し、学園と社交界の中心へと躍り出る――。 これは、「待つこと」をやめた令嬢が、自分の人生を取り戻す物語。

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小説を読もう2026/04/07
  • 現在の作品婚約者の「三十分」で、私の十六年は終わったので