あらすじ
新婚夫婦は、結婚式の翌日から楽しい新婚旅行――のはずだった。
目を覚ますとそこは異世界。
夫婦を召喚した男は、どこか怪しい雰囲気を漂わせていた。
男を怪しんだ夫婦はそこから逃げ出すが、逃げた先は森の中。
森の中を当てもなくさまよう二人は、騎士団に保護され、近くの街「リュミエル市」へと連れて行かれる。
リュミエル市で生活を始める夫婦。
料理を作り、町の人々と交流することで、少しずつ平穏を取り戻していく。
『英雄』、『魔獣』、穏やかな時間の裏に、この世界の闇が見え隠れする。
危険がある世界にはいつまでもいられない。
だが、元の世界へ帰る方法は分からない。
元の世界に生きて帰るためには、情報が、金が、力が必要だった。
それらを手に入れるために、二人は危険を承知で冒険者となることを決意する。
互いを守り、共に戦い、二人で元の世界へ帰るために――。
新婚旅行のはずだった時間は、危険をはらむ異世界の旅へと様変わりする。
それでも二人は、手を離さない。
――これは、二人が“帰る場所”へ辿り着くまでの物語。
*本作品は、『新婚夫婦』のW主人公となり、『夫か妻どちらかの視点』で主に進行します。
閑話では他視点も描かれます。