あらすじ

昼下がり、壮年の夫婦は孫を連れて散歩に出かける。 道の向こうからやってきたのは、自分たちと同じくらいか、それ以上の年齢の外国人夫婦。二人が自然に手をつないで歩く姿を見て、夫はふと思う。 ――俺たちも、手をつないでみないか。 今さら恥ずかしいとためらう妻。 それでも、少しだけつないだ手は、思ったより悪くなかった。 そこへ孫が「ぼくも手をつなぎたい」と言い出して――。 大きな事件はないけれど、長く連れ添った夫婦のあいだに確かに残っていたぬくもりを描く、静かでやさしい日常短編。

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カクヨム
カクヨム2026/04/06
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